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 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
 しばらくサイトをあちこちさわる予定なので、お見苦しいところもあるかもしれませんが
 ご理解ください。よろしくお願いします。

 現在お話の更新予定はまだ未定となっております。今しばらくお待ちくださいm(__)m

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2017.02.01 副社長室は立ち入り禁止 3
副社長室は立入禁止

ムカつく。イラつく。バカらしくてやってらんねぇ。

「私は本日私用がございますので、申し訳ございませんがお先に失礼いたします。司様、お客様が22時ごろお越しになられるはずでございますからよろしくお願いいたします。」

能面秘書はそんなふざけたセリフを残してさっさと帰りやがった。俺様に接待押しつけといて私用だと?ふざけんな!と叫んでみたが、西田は気にもせずさっさと帰り、また香水くせぇ秘書たちがやってくるのを怒鳴りつけながら書類の山をどうにか片付け終わって時計を見ると、21:42。

「俺の処理能力も把握してんのかよ、あの秘書は。」

優秀すぎる秘書に操られてる気しかしなくて、すっげぇムカつく。

―――コンコン

見計らったかのようにドアをノックされて、俺のイラつきはマックスだ。ったく、こんな時間から接待とか冗談じゃねぇ。大体なんで俺が接待すんだよ。俺様に接待されていいのは国賓くらいのもんだろ。

―――コンコン

ドアをノックしやがるが入ってこようとはしねぇ。なんだよ、俺にドア開けて出迎えろとでも言うのかよ!ムカついて大股でドアまで近づいてドアを勢いよく開けた。

「帰れ!俺は接待なんかする、気・・・・・つくし。」

「ハ、ハロー。なんちゃって。」

すっげぇムカついた勢いのままドアを開けて、ムカついた気分のまま怒鳴り散らそうと思ったら。そのドアの向こうに立ってたのは、ドレスアップしたつくしだった。

「お前っ!なんでここにいんだよ!は?どういうことだ!ホントにつくしか!」

「司、落ち着いて・・・ほら、ちゃんとあたしだよ。」

「どうやって帰ってきたんだ、お前!ロシア大雪なんだろ!それに、なんでそんな・・・」

「え?あ、これ変かな?似合ってない?」

「なんでお前そんなきれいになってんだよ!俺以外の前でそんな姿見せんじゃねぇ!」

一体どうやって日本に戻ってきたのか、なんでここにいんのか、聞きたいことは山のようにあるが・・・何より気になったのはつくしの姿で。肌はつやつやで薄いグレーのワンピース。髪はおろしてるしメイクも確かに薄いがよ、なんかすっげぇキラキラしてる。

「ふふふ。これね、桜子とそのお友達がしてくれたの。あ、あの、ねえ入ってもいい?あっ」

やっと会えて、会えたつくしがすっげぇきれいで、なんかたまんなくなって抱きしめた。ああ、すっげぇいい匂いがする。

「・・・会いたかった。連絡とれねぇから心配したぞ。」

「え?聞いてないの?」

「は?」

つくしの言葉に、思わず抱きしめてた腕を緩めて顔を見つめる。

「西田さんが伝言しててくれるって言ってたのに。」





つくしの話はこうだ。ロシアにつくしと三条が行った時点で、すでに空港は封鎖されてたらしい。天候的に俺もおそらく行けないだろうとあたりをつけた西田は、なんと陸路でつくしを移動させた。大型車両で、飛行機が飛べるところまで。それが始まったのが3日前。俺が、ちょうどつくしと連絡がとれなくなった頃だ。

「ずっと車で移動でしんどいだろうからって、西田さんがマッサージの人とかつけてくれたの。その人たちのおかげでずっとお肌ピカピカに磨いてもらいながら車でポーランドまで移動したんだよ。その間、今回全然観光できなかったけど、向こうのこととかいろいろ案内の人に教えてもらったり、地元のおいしい料理ごちそうになったりして、今日やっと日本に戻ってこれたの。」

「疲れただろ。大丈夫か?」

「うん。ついたの今朝だったし・・・さっきまで寝てたから大丈夫。」

俺のデスクのいつもの席に、座ってつくしを膝の上にのせて抱きしめた。肌がつやつやで吸い付くみてぇにすべすべしてる。くっそ、西田のやつ。裏でそんなことしてやがったのか。

「あ、そうそう、これ。はい。」

「なんだ?」

「西田さんが司に会ったら渡してくれって預かってきたの。」

西田からの手紙なんてなんかすっげぇ不気味なんだが、そこにあった文章を読んで、おれはすっげぇうれしくなった。





司様、お誕生日おめでとうございます。

本日はお誕生日でございますし、大きな商談も片付いております。また、司様のおかげですべて書類も処理済みでございますので、どうぞ3日ほどごゆっくりと休暇をお取りください。3日間、誰も邪魔に入らないようにすでにSPを配置済みでございます。今回は司様にもつくし様にも大変な思いをさせてしまいましたので、どうぞ私からのささやかなプレゼントでございます。楽しい休暇をお過ごしくださいませ。   西田





「・・・司の休みって西田さんが決めるんだ・・・なんか変な関係だね。」

「道明寺を陰で動かしてるのはあの能面だからな。」

「でも、なんだかうれしいね。3日も司といていいんだ・・・」

3日。そのあとどうせまた死ぬほどこき使う気だろ、とか、とりあえず考えねぇでおこう。今は・・・

「つくし。せっかくもらった休みだ、どっか行きてぇとこねぇのか?どこでも連れてってやるぞ。」

「ううん、どこも行きたくない。ずっと・・・司と離れたくない。」

頬を染めたつくしが俺の目を見て照れくさそうに微笑む。

「誕生日おめでとう、司。また1年よろしくね。」

その言葉に俺の何かがはじけ飛んだ。

***
まさかつくしが日本に帰国しているとは!西田やるじゃねぇか!って感じでしょうかw
つくしちゃ~ん、「離れたくない」だなんて・・・なんか野獣を目覚めさせちゃったかもよ???
さあ、ここはまだ執務室ですわよwまあそんなの気にする司じゃないけどね~

次回は・・・ま、ギリRではない!www
そしてすみませんが更新が明日になります~明日の12時まで待ってちょ!!!
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