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 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
 しばらくサイトをあちこちさわる予定なので、お見苦しいところもあるかもしれませんが
 ご理解ください。よろしくお願いします。

 現在お話の更新予定はまだ未定となっております。今しばらくお待ちくださいm(__)m

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2017.01.08 とんだ初夢四段重ね 8
とんだ初夢四段重ね

―――ゴーーーーーーーーーーーっ

突然現れたのは、滝だった。

「・・・きれいにしろ、ってことだよね。」

今のあたし、ひどい格好だ。道明寺のところで落ちた池のぬるぬるもそのまま。それに、たぶんしっかり確認したくはないけど人様には大きな声では言えない液体があちこちについてそうで・・・あたしは滝の中に入って、修行僧のように滝に打たれてた。しばらくのあいだ。

「・・・おいっ!いつまで滝に打たれとく気だよつくしっ!」

滝の音にまぎれて総の声がして。滝から出るとそこにはタオルを持って立ってる総がいた。着流しの紺の着物が似合ってる。

「ほら、もういいだろ。こいよ。」

あたしを手招きしてくれる総を見てなんだか泣きたくなった。うれしいような切ないような申し訳ないような。

「そんな顔すんなよ、つくし。これは夢なんだぞ。夢の中でお前がしてることまで文句言うほど、俺は心の狭い男じゃねーよ。」

「・・・総。」

「・・・まあ、すっげーーーーーっ!ムカつくけどなっ!」

子供がすねるみたいな言い方に、思わず笑えてしまった。タオルであたしをガシガシと拭いてくれて、総が連れて行ってくれたのは小さな茶室。竹林の中にひっそり建ってて、総が好きそうな場所だ。

「ほら、着替え。」

そう言って渡してくれたのはなぜか・・・

「なんで襦袢だけなの?」

「とりあえずそれしかねーからだよ。そうそうお前のほしいもんが手に入るわけねーだろ、夢の中なんだからよ。」

すーーーっごく嫌な予感しかしない。しないけど。

「んな顔すんな。そのまんまのスケスケびっちゃびちゃベビードールでもいいけどよ、それじゃそっこー俺に押し倒してくれって言ってるようなもんだぞ。茶も飲めねーだろ。」

それもそうか、とあきらめて白い襦袢だけを身に着けた。Tバックも脱いじゃったからなんだか変に恥ずかしい気もするけど。

「ほら、座れ。茶、点ててやる。」

気取った感じではない、総の好きな力の抜けた感じでお茶を点ててくれた。お茶菓子も、あたしが好きそうなかわいいのをいくつも用意してくれるあたり総はやさしいなって思いながら外を眺めてた。

「なんだかほっとするところだね。」

「だろ?こんなとこでのんびりしてーよな。ま、そんな老後はまだまだ先だろうけどよ。」

老後。そっかぁ。あたし、総と結婚したらそんな先の未来も一緒に入れるんだ。なんかうれしいな、おじいちゃんになった総のそばにもいれるんだ。そんなホントどうでもいいことを考えてトリップしていたあたしは。ここの意味を、どうしてあたしがここにいるのかその意味をすっかり忘れていた。

「よし、人心地ついただろ。はじめるか。」

「え?何を?」

「何を?何言ってんだお前。ナニを、だろ。」

にやり、と笑う総の顔が。あ、これはやばい時の顔だ。

「そっ総二郎さん?」

「なんか知らねーけど、俺ここのラスボス的存在らしいからな。今まで冒険者のお前がここまでどうやってあがってきたのか、しっかり見て知ってるぞ。」

「はっえっ!?冒険者?総、なっ何を言ってるのかっ」

「あきらのはどうだった?類のは太かっただろ?司は・・・あれは規格外だ、忘れろ。あんなモンもってるやつなんてそうそういねーし、いたって今後お前が目にするチャンスは一生ないからな。」

立ち上がった総は隣の部屋へと続くふすまをすっと引いた。

「ま、あいつらのモノと俺のモノの違いを、しっかり実感してもらおうかつくし。実地でじっくりたっぷり教え込んでやる。」

ふすまの向こうは・・・ちょっとぉっ!なんでこんなさびれた茶室みたいなとこにそんな部屋があんのよ!

「なかなかいいだろ?ちょっと吉原イメージしてみたらなんかこんなになっちまってな。」

赤と金と黒と、花柄。そんなので満たされた部屋の真ん中には分厚い大きな敷布団。ここでしようってことなんだよね?それはわかるよ、わかるけど!

「そっそれはなんなのよ!!!それいらないでしょ!」

「くっそれ扱いかよ、お前。だとよ、残念だったなお前たち。つくしにとっちゃお前らなんてその程度らしいぜ。」

部屋の隅に、美作さんと類と道明寺が!しかも3人ともさるぐつわかまされててぐるぐるに簀巻きにされてて、道明寺なんてその上から鎖まで巻いてある。

「ちょっこれ総がやったの?」

「あ?いや、大したことねーぞ。これくらい俺らの仲じゃ日常茶飯事だったしな。な?」

な?って笑う総とは対照的に、みんなは顔をしかめてる。その顔にはどう見ても殴られたあとだろうみたいな青あざや血のあとが。

「総、あの・・・もしかしなくても、怒って、るの?」

「怒る?誰にだよ、お前にか?まさか!んなわけねーだろ。大体お前からなんかしたわけじゃねーんだし。」

怒ってないという顔が、なんだか怖いのは気のせいだろうか。

「だが、お前の味を知ったこいつらにはちょっとお仕置きが必要だろ。それに。」

「それに?」

「お前もだつくし。お前が誰のものなのか、こいつらにもお前にもはっきりしっかり脳に覚えさせてやるよ。」

手を引っ張られてそのままポスンと布団の上に座ってしまった。これやばい!絶対やばいよ!

「さ、つくし。はじめるか。」

ど、どうしよう・・・

***
やってきましたね、最後の階です。お待ちかねの総二郎登場w
総二郎、怒ってないぞ~知ってるけど~とか言ってたくせに、F3は簀巻きの刑ですヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
そしてそこで・・・え、そこでやっちゃうんですか?えーーー!!???的なwww

SS(ショートストーリー)ではまったくなくなってしまってる新年早々のぶっ飛んだお話。
明日12時はやっぱりPWがいりますなあ、はいwww
どうぞにやけてしまわないように前後左右後ろを確認の上お読みくださいね~(。・ω・。)ノ♡

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