FC2ブログ
 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
 しばらくサイトをあちこちさわる予定なので、お見苦しいところもあるかもしれませんが
 ご理解ください。よろしくお願いします。

 現在お話の更新予定はまだ未定となっております。今しばらくお待ちくださいm(__)m

 INDEX

2017.01.06 とんだ初夢四段重ね 4
とんだ初夢四段重ね

白い光に包まれてどこかにたどり着いたのはわかったんだけど、さっきの衝撃が大きくてまだぼーっとしてしまってるあたし。

「・・・美作さん、最後なんか言ってたような・・・」

頬にキスされて送り出された時に、何か言ってたのは覚えてるけど思い出せない。なんだったっけ、そんなことを考えながらようやくあたりを見回す余裕が出てきた。

「さっきが美作さんってことは、これは・・・まさか類?」

どう見てもロココ調の壁紙に囲まれた部屋は広すぎて先が見えない。誰もいないけどどうしたらいいんだろう。先に進んだ方がいいのかな。そんなことを考えながら歩きだそうとしたら、向こうからすごい勢いで何かが走ってきた。な、何あれ!?

「牧野様~お待たせいたしました~~~!」

ソファが、しゃべってる。おっきいソファの足が、人間みたいに動いてちょこちょこと走ってる姿はシュールすぎて顔が引きつりそうだ。そして、そのソファの上には予想通りの人が眠っていた。その向こうからテーブルと椅子までが走ってくる。なんなんだろう、この世界。

「・・・ん?あぁ、牧野。やっときたんだ、遅かったね。」

ふぁーーーっとあくびをする類は最初からそこにあったかのように動かなくなったソファーの上で背伸びする。それはいい、いいけど。

「類・・・なんで何にも着てないの・・・」

「着てるよ、ほら。ちゃんと。」

「そんなの着てるうちに入らないでしょ!」

シルクのパジャマのズボン、なんだろうか。真っ白なつるつるのを履いてるけど、生地が繊細で薄すぎて、うっすらその下の足とか足とか、モロモロ透けている。上半身に至っては何も着てなくて裸だし。類って結構鍛えてるんだ、筋肉あるんだな。なんて余計なことを考えてしまった。

「牧野、あんたも似たようなカッコだよ。こんなの着てて気になるなら別に脱いだって俺は構わないんだけど。」

そうだった。あたしの格好って・・・いろいろ衝撃的なことが多すぎて、自分のカッコになんて頭が回ってなかったけど、類に全部脱がれて裸になられるのも困る。何とか押しとどめて、とりあえず椅子に座ってもらった。なぜってテーブルの上にはフランス料理らしきものやお茶が用意されていたから。

「いいね、なんか。あんたとこうやって2人っきりでいられるなんてすごく久しぶりだね、うれしいよ。」

「・・・そうだね。」

さっきの美作さんとのことを思い出し、そして美作さんが言ってたことを思い出した。『覚悟しろよ』確かそう言ってたような気がする。ってことは類ともきっと・・・で、もしかしたらそのあとは・・・

「牧野。ちょっと、やめなよ。」

「えっ?あ、ごめん、何?」

「俺の目の前にいるのに、他のやつのことなんて考えないでくれる?すっごいムカつくから。」

「え?あ、えっとごめん。」

なんでわかったんだろう。そう思ってたら類が王子様のような微笑みで笑いかける。

「俺を誰だと思ってるの?あんたのことなら何でもわかるさ。どうせこの後のこと考えてたんでしょ。」

「うっ・・・」

「ふふっ真っ赤だよ、牧野。ま、大丈夫だよ、そんなに心配しなくても。俺は猛獣とは違うからね。」

「も、猛獣?」

「そ。俺はあんたにやさしくがモットーだから。あ、でも時々意地悪したくなるのは仕方ないよね、あんたがかわいいのが悪いんだし。」

キラキラ王子様が何かわからないことを言ってる。しかも上半身裸で、下半身はスケスケパジャマで、紅茶を飲みながら。どこを見ていいのかわからなくて、とりあえずお茶を飲んでその場をごまかした。

「さ、ほらおいで。いつまでもこんなことしてても俺はいいけどさ、牧野は先に進みたいでしょ?」

「・・・先に進みたいって言われるとそれはすごく微妙なんだけど・・・」

「じゃあずっと俺とここにいる?俺はそれでもいいよ、あんたがいれば俺は楽しいし飽きないし。」

あたしのことなんてお構いなしでベッドにごろんとうつぶせに寝転がった類は楽しそうだ。

「・・・あたしは何をしたらいいの?」

「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。ほら、こっちおいで。」

ベッドにごろんと寝転がった類は、あたしに手招きする。ベッドで、裸同然の類と。そう思うだけで恥ずかしくて足が先に進まないのに、さっきの美作さんとのことを思い出して、余計に顔に熱がこもる。

「ほら、大丈夫だって。俺はあんたを取って食ったりしないから。ここ、ほら俺の横にゴロンって寝て、牧野。」

大きなベッドの類の隣に寝て、とベッドをポンポンとたたく類の笑顔はいつも通り。も、もしかしたらさっきの美作さんのがちょっとアレだっただけで、類は添い寝とかそんなのなのかもしれないな、なんて思って、ちょっと離れたところに横になってみた。

「ふふふっなんかあんたとベッドの上で2人寝てるなんて、すごくいいね。」

「あっあの、類。あたしはいったい何をしたら・・・どうしたらドアの先?わかんないけど先に進めるの?」

「せっかちだなあ、わかったよ。」

あたしにぐいとひっついた類はあたしの手をつかんだ。

「目をつぶって。」

「え?」

「俺がいいよって言うまで目を開けないで。いい?」

はじめて類の笑顔がいつもと違って見えた。

***
あきらのお次は類登場!類君いったい何をつくしにさせる気なんでしょう・・・
目をつぶって、って、何気にそれって一番怖い気がするんですけど(;^ω^)

次回は明日の12時更新。で、PWがいることになっちゃってるんだな~( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
よろしくお願いいたします~(●´ω`●)ゞエヘヘ
関連記事
スポンサーサイト



Secret