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2016.12.28 懐かしのこの場所で 6【Fin】
懐かしのこの場所で

俺の目の中のあやしい光を感じ取ったのか、顔を赤くしたまま無駄な抵抗をするつくし。そうそう、それでこそお前だよな。

「何考えてんのよ!ここ、学校だよ!しかも外!非常階段!エッチなことしたら捕まる!」

「なんだよ、お前が誘ったんだろ?お前がキスしてきて18の俺も好きだって言ってくれたから俺はあの頃のエロ門に戻っちゃったわけ。あの頃の俺ってかなり節操なかったよな、こんな感じか?」

耳たぶにチュッとキスをして甘噛みすればつくしの体がフルっと震える。お前の弱いとこなんて全部知ってんだよ、俺は。

「あれ、つくしちゃんも感じちゃった?じゃあ期待に答えねーとな。」

まったくもって理不尽な言い方をしてつくしの首筋に唇を這わす。着物じゃなきゃこのままここでやっちゃってもいいくらいなんだが、さすがにこの寒さでこんなとこでやりだしたら風邪引いて寝込むよな。

「あ、ちょ・・・やだ、総。」

俺の手がつくしのお尻を撫でてるのが気になったのか身をよじるけど、ムダムダ。あおってくれたんだからそれなりの礼はしねーと。

「ちょっと、こんなとこでダメだってば。もう、やめてよバカ。」

「こんなとこじゃなきゃいいのか?」

俺の質問に固まるつくし。困れ困れ、俺はそんなお前も好きでしょうがないんだから。

「じゃあ茶室に行くか?あそこでなら鍵かかるしやってもわかんねーよな。ああ、音楽室って手もあるぞ、あそこ防音だからつくしの声が漏れる心配もない。それとも体育館・・・」

「なんで学校の中でそんなことする選択肢しかないのよ!変態エロ門!ここは神聖な学校なの!勉強するとこなの!」

「ほ~う。確かその神聖な学校で司とも類ともキスしてた女がいなかったか?」

「なっ!そんなのほっぺにとかでしょ!そっ、それにそんなのもう時効・・・」

「だって俺今18だし~。ってことはつくしちゃんは17か?あいつらでさえそんなことやってたんだから俺はもっとすげーことやっちゃっても全然OKだよな?」

「OKじゃない!ダメ!絶対だめ!」

マジで俺に襲われるとでも思ってんのか、真剣にビビってるつくしがおもしろい。確か昔も俺とあきらが何かきわどいこと言うたびに真っ赤になって慌ててた。男女のことに疎かった初心いつくしが懐かしい。

「ね?ここじゃなきゃいいから、ここはやめようよ。ね、総、お願い。」

「ふ~ん、ここじゃなきゃいいわけだ。んじゃ、行こうかつくしちゃん。ここじゃないとこでたっぷりかわいがってやるよ。」

耳にチュッとキスを落とせば困惑顔。せっかくのお前からのお誘いだから乗らせていただきますよ、俺は。つくしの肩を抱いて非常階段を離れて玄関へ。途中で車を回すよう運転手に連絡をした。

「そ、総?あの、どこ行くの?」

「ん~?ここじゃなくてつくしちゃんをおいしくいただけるところ。」

「は?何言ってんの?お屋敷に帰らないと・・・それに、着物!あたしたちまだ着物着たままだし・・・」

「大丈夫大丈夫。俺、着付けできるし、お前も自分で着物着れるだろ?どこで脱いだって問題ねーよ。嫌なら服くらい買ってやる。」

「いや、そうじゃなくて!あ、プ、プレゼント!総の誕生日プレゼント、お屋敷に置いてるし!だからお屋敷に一度戻って・・・」

「それは明日もらうからいい。今はつくしちゃんをおいしくいただきたいんだよ。ん~、せっかくだから久しぶりに張り切って朝までコースか?」

もう真っ赤であたふたしながら何とかしたいって感じのつくしだけどそんなんで俺の手から逃れられるとでも思ってんのか。

「いや、あの、あたし、できればその朝までコースってのは遠慮したいっていうか・・・」

「んじゃここで学生気分だしてやるのでもいいぞ?茶室に音楽室に教室に・・・ああ、中庭の先の温室って手もある。お前の好きな方選んでいいぞ。」

「だから選択肢がおかしいってば!」

さすがに怒り出したつくしの腰に手を回す。遠く教室から俺らを見てる視線は全部無視。ここがどこでも俺は気にしない。

「18の俺も今の俺も好きで愛してくれてるんだろ?じゃあ18の俺からも今の俺からも愛してくれてありがとってお礼をしねーと。昔のお前に礼はできねーから今のお前にたっぷり愛情注ぎまくるしかねーだろ。何なら1週間くらいずっと注ぎまくってもいいぜ?かわいいつくしちゃんはどっちがお好みだ?」

「う・・・」

「バカやってた俺も、いきがってた俺も好きだって言って抱きしめてくれるお前が好きすぎてどうにかなりそうなんだよ。だからこのまま行こうぜ、お前に触れたくてしょうがない。」

「総・・・」

「お前みたいにいい女が俺だけのものだって確認したいんだよ、実感したい。司でも類でもなく、俺だけの牧野つくしだって。」

「・・・うん、いいよ。」

そのまま超特急で予約してたホテルになだれこんだ俺らはプレゼントもその日のディナーも無視して抱き合った。何度も何度も、まるでガキみたいに飽きることなくつくしを食べつくした。

「お前がいてくれれば別に誕生日じゃなくても俺は幸せだよ。」

眠ったつくしの頬を撫でてそうつぶやいた。俺の誕生日、今日の俺も、きっと18の俺も幸せな日。こいつがいればこの先もずっと幸せだ。
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