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 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
 しばらくサイトをあちこちさわる予定なので、お見苦しいところもあるかもしれませんが
 ご理解ください。よろしくお願いします。

 現在お話の更新予定はまだ未定となっております。今しばらくお待ちくださいm(__)m

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愛すべきサンタ、プレゼントは君で

あったかい・・・けど、喉がカラカラ。

「ん・・・」

気持ちよくてまどろんでしまうぬくもりがあたしの体をぎゅっと包んでくれる。えっと・・・

「・・・そ、う・・・?」

「よう、起きたか。おはよ、つくし。」

あたしをうしろから包み込むように抱きしめてくれてた総が、あたしの頭のてっぺんにチュッとキスを落としてくれる。

「・・・なんか体が痛くてだるい・・・」

「まあそりゃな。サンタは昨日クリスマスで働きすぎたからな。」

働きすぎたんじゃなくて働かせすぎたの間違いでしょ!なんて、突っ込む元気もない。

「喉乾いたろ?声すっげーかすれてる。水とってくる。」

あたしをぎゅっと抱きしめてからベッドを降りてキッチンに向かった総は上半身裸で下はスウェットパンツ。で、その背中にはいったい誰が?なんて聞くどころか申し訳なくなるくらいたくさん、あたしがひっかいた爪のあとが残っていた。うわーーーいつもよりなんかたくさん・・・

「・・・でも、あたしが悪いんじゃないもん。総が悪いん、だ、よね・・・うん。そう。そうだよ。」

いったい一晩で、いや、昨日の夕方から今日の朝方まで、何回したんだろうか。最初の4・5回くらいまでしか記憶がない。ところどころ意識が飛んでるみたいに記憶がぼんやりしてるけど、まあ、あれこれされちゃってたのはわかる。すごい、今までにないくらいのこの体のきしみ具合がそれを物語ってる。

滋さんのバイトで借りたミニスカサンタの衣装は、きっともう返せないだろうな。っていうかあれを返すのもなんだか申し訳ない気がする、ひどいことになってたし。それに、夜中に総が準備してくれたらしい“パジャマ”。あれは絶対にパジャマなんてものではない。けど目を覚ましたら着せられてて、それがクリスマスだから、なんて一言で喜ばれてしまったらまあいっか、なんて思ってしまったせいで余計にひどい目にあった気がする。

「・・・これ、もう着たくない。っていうか脱ぎたい・・・」

またもそのパジャマと総が呼んでいたスケスケの赤に白のレースのベビードールのみを着せられてるのに気づいて、昨日のことをあれこれ思い出して恥ずかしくなってしまった。あんな・・・あんなにできるものなの?総だけ?あたし、あんなのが毎晩続いたら死んじゃうよ。

「いくら俺でもあれを毎晩はできねーと思うから安心しろ。」

「え?うゎ!き、聞こえてた?」

「聞こえてたもなにもそんだけでかい声でぶつぶつ言ってたら普通聞こえるだろ。ほら、水。起きれるか?」

笑う総の顔に疲れとか微塵もなくて、爽やかで、なんだか体力の違いを見せつけられてしまってる気がする。でも1人じゃ体を起こすのもしんどくて総に支えてもらって起きてようやくお水を飲んで人心地ついた。

「ふぅーーー。なんかお水が体に染み渡る感じ。」

「途中で何度か水分補給させたけどな。足りなかったか、あれだけじゃ。」

「あれ、お水じゃなかったじゃん・・・」

総が飲んでたワインとかシャンパンとか、してる最中に口移しで水分補給だとか言って飲ませてもらったけど。あれはまったく補給になってなかったと思う。酔いが回って、余計、その、おかしくなっちゃっただけで。

「あれ?えっ?」

グラスを持ってた自分の指を見て、今頃、ホントに今頃気づいた。そこにある、見慣れないもの。それも左の薬指にはまってる。

「クリスマスだし、頑張ったサンタにもプレゼントが必要だろ?」

「でもこんな・・・いつの間に・・・」

総があたしをぎゅっと抱きしめてくれる。グラスはそっとサイドテーブルに置いて、指輪のはまったあたしの左指をそっとなでながら。

「お前、今まで何度言っても指輪は嫌だって受け取ってくれなかったしな。今年は渡そうと思ってたのに俺の仕事で会えそうにねーし、お前は別に寂しくもなんともなさそうだし、俺はこれをお前に渡してーし。ま、仕事は裏技つかって強引に終わらせて時間作ったからな。絶対渡したかったんだよ。嫌だとか言うなよ。これでも相当譲歩したんだからな。」

「総・・・」

豪華な馬鹿みたいに高い指輪なんて絶対死んでもほしくない。そう言ってたのを覚えててくれたんだ。だからあたしの指にあるのは、黄色の石と白い石でお花のような形の華奢な指輪。きっと世間的には高いのかもしれないけど、総にとっては譲歩した結果なのかもしれない。

「うれしい・・・ありがとう。」

「ま、そのうちひきつるくらいでかいダイヤの指輪そこにはめる予定だからとりあえず仮予約だ。外すなよ。」

顔を上げて総を見ると、優しい顔であたしを見つめてくれる。もう、そんなに優しくしてあたしを甘やかして、あたし総から離れられないよ。

「あたしもプレゼント・・・あ、うちだ。」

「今夜仕事が終わったらもらいに行く。だから今夜はお前んちで過ごそうぜ。」

彼氏にウインクされてドキドキしちゃうなんて。

「あの、でも・・・」

「ああ、今夜はお手柔らかに、だろ?わかってる。」

ホントだろうか?でもどっちだっていい。あたしは総のぬくもりに包まれた。左指にあるものと一緒に。なんて幸せ。しんどいけど、愛されて、すごく幸せ。

***
いいクリスマスだったでしょうか~?この2人にとっては幸せだったかな❤
甘々ラブラブなクリスマスを書きたくて、イチャコラしつつ甘々させてみました(*´艸`*)
楽しんでいただけたでしょうか?
たぶん、連載がアレなので反動で余計甘いのが書きたいのかとwww

次回の更新はまたもSS投稿~✨
12/28のつくしBDにあわせまして12時に公開です~(≧▽≦)
タイトルは『書き換えられた思い出』です。お楽しみに♪
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