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 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
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2016.12.24 愛すべきサンタ、プレゼントは君で 2
愛すべきサンタ、プレゼントは君で

「つくし、明日の夜は西門さん東京に帰ってくるんでしょ?イブなのに今夜はどうするつもり?」

「どうもしないよ~滋さんと桜子はこの後まだ働くみたいだけどそれに付き合う気力はあたしにはないし。優紀は彼のうちにお泊りなんでしょ?さすがにお邪魔できないしね、うちに帰ってのんびりするよ。」

「西門さんと付き合うようになってはじめてじゃない?1人でクリスマスなんて。」

「仕方ないよ、総だって忙しいし。あれ・・・どうかしたのかな?なんか外・・・」

優紀と休憩してのんびりしてたんだけど、なんだか外が騒がしくて。それもちょっとではなく、キャーとかすごい声がしてるのが気になって、優紀と一緒に外に出ると・・・

「ちょっ!な、なにこれ!」

「ウソっ!なんで!?」

『キャセロールシゲル』の前には黒いスーツに蝶ネクタイ、それに赤いサンタの帽子をかぶったイケメンがずらり。そして同じ数だけアイドル並みにかわいい女の子たちがあたしたちなんかよりきわどいミニスカサンタの格好で勢ぞろいしていて。その人たちがみんなケーキ屋でレジだとかあれこれ仕事をしてくれてて・・・あたしも優紀も顔を見合わせて、は???だ。

「こんなの頼んでるって滋さん言ってたっけ?」

「ううん、聞いてない。だって女の子だけでやるって言ってたし・・・あ、桜子!」

そこに現れた桜子は笑ってるけど不機嫌なオーラが出ててちょっと怖い。

「ね、これ一体どういうこと?何か知ってる?」

「・・・西門さんです。」

「「え?」」

意味がわからない。

「これだけのモデル級の人間をこの時期に一体どうやって集めたのか知りませんけど、寒い中頑張ってる私たちにプレゼントだそうですわよ。今奥で滋さんとお話しされてますわ。」

「総が?そんなこと言ってなかったのに・・・そ、それで桜子は何でそんな怒ってるの?」

「これだけの美男美女が集まったら私の影がかすんでしまいますでしょ。もっとも私が一番きれいですけど、彼女たちには若さという武器がありますし、西門さんも余計なことしてくださいましたわ。」

「そ、そう・・・」

機嫌が悪い桜子には触れないのが一番だ。優紀と視線を合わせて心で会話してるうちに、滋さんが外に出てきた。そしてその後ろには。

「ヤッホー、みんなお疲れ!今日はもう帰っていいよ~ニッシーがいいバイト連れてきてくれたし、明日も働いてくれるらしいから~」

「よ、お疲れ。」

「総!なんで?だって今朝話した時にはまだ今夜も京都だって言ってたのに!こっちに戻ってくるなんて一言も言ってなかったじゃない!」

「そりゃお前、サプライズなんだ、言ったらおもしろくねーだろ。」

「そ、それはそうかもしれないけど・・・」

「それにしてもかわいいかっこじゃん、つくし。でもなんでお前だけポンチョ着てんだ?」

あたし以外のみんなはサンタの衣装の上に黒のダウンコートなのに、あたしだけ違うなんてことに気づいてしまうこの男。優紀たちはそれを見てわかってて笑ってるし、もう!

「そ、それにはいろいろ事情があるの!わかってるんでしょどうせ!」

「ぶっ!なにそれつくし!そんなのかわいく『総のキスマークのせいでしょ~』って素直に言えばいいのに。そんなに赤くならなくても2人がどんなにラブラブかなんてあたしたちみんな知ってるよ?ねえ、桜子、優紀ちゃん。」

「うん、確かに。」「知ってますわね。」

「な、何、なんなの!」

「ああ、狙い通りになったってことか。でもそのせいでこのさみー中外で働かせたってんじゃ悪いことしたな、つくし。寒かったろ?俺が暖めてやるからな。」

にやりと確信犯的に笑う総。

「な、何言ってんの!そ、総は京都に帰らないとでしょ!」

「ああ、仕事はもう終わらせてきた。明日の昼西門にはもどりゃいいから、今夜は一緒に過ごせるぞ、つくし。」

「え?」

「なーんだ、やっぱお迎えだったんだ。いいよ~つくし、もう帰って。優紀ちゃんと桜子ももう帰ってもらうつもりだし。」

「え、で、でも滋さん!」

「じゃ、社長さんの許可も出たってことで行くぞ、つくし。」

あたしが状況を把握する前に話がポンポン決まってしまって、え?え?と思ってるうちにあたしは総に抱き上げられてしまう。

「ちょ、総!こ、こんなとこで!」

「俺のサンタだ、他のやつに盗まれる前に捕獲しとかねーとな。じゃあな。」

「つくし~明日も来なくていいからね!ありがと~!」

「つくし、楽しい夜をね!メリークリスマス!」

「先輩、楽しいクリスマスを。」

3人に手を振られて見送られて、あたしは総に抱き上げられたまま連れ去られてしまう。

「総!なんで?ちゃんと言ってくれたらよかったのに!それにこれやだ!おろしてよ!」

「なんでだよ。せっかく会えてやっと捕まえたんだ、おろすわけねーだろ。」

「だって恥ずかしいよ!すごく目立ってる!」

かっこいいスーツを着たイケメンがサンタのコスプレの女を抱き上げてたら目立つに決まってるのに。

「いいじゃねーか。俺だけの女だって世間に教えるいいチャンスだ。」

「な、何を意味のわからないことを!」

「それにな。」

総はニヤッと笑った。

「今夜はお前をおろすつもりねーから。覚悟しとけよ。」

***
つくしサンタ、捕獲されてしまいました~(*^▽^*)
ちゃんと代わりのバイトも見つけてきてるあたり、さすがでしょうかw
「おろすつもりねーよ」らしいですから・・・次回は微Rです❤
微だからPWはないけど~~~そのあとはPWがいる展開でしょうね( *´艸`)

皆様もメリークリスマス~🎄楽しい週末を過ごしてください♪
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