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 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
 しばらくサイトをあちこちさわる予定なので、お見苦しいところもあるかもしれませんが
 ご理解ください。よろしくお願いします。

 現在お話の更新予定はまだ未定となっております。今しばらくお待ちくださいm(__)m

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2016.12.28 書き換えられた思い出 1
書き換えられた思い出
本日はつくしちゃんのお誕生日でございます~゚+o。o。o+゚ハッピーヽ(o’ω’o)ノバースデー゚+o。o。o+゚
ってことでSS投稿φ(・ω・。)かきかき
このお話が今年最後の更新となります。皆様お楽しみください~ニコv(。´ー`。)vニコ

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「いらっしゃいませ、西門様。お待ちしておりました。」

「どうも、学園長。また今年もお世話になります。」

「いえいえこちらこそ。著名な方の講演ですからな、生徒たちも楽しみにしておりますよ。ぜひ毎年来ていただきたいくらいです。」

「私のような若輩者よりももっとふさわしい方がたくさんいると思うので恐縮ですよ。な、つくし。」

「・・・はい。そうですね。」

また、きてしまった。昨年も講演に来た英徳学園に、あたしと総はまたも講演に呼ばれて終業式前の英徳学園にいる。憂鬱だなぁ・・・だって去年はほら・・・詳しいことは「懐かしのこの場所で」ってお話を読んでみて。

あの後総にホテルに連れ込まれて大変な目にあって、なんて、そんなことを思い出して憂鬱になってるんじゃない。今年はお断りしようって総も言ってたのに、西門の後援会の方のご尽力もあって、実は秋に英徳学園のお茶室を建て直したのだ。それが元でまた講演の依頼がきてしまい、断ることはできず・・・あの時の自分の失態を思うと、大人げなかったなあと今でも反省しちゃうのだ。

「それにしても、西門様のセンスは素晴らしいですな。以前のお茶室も趣があって見事でしたが、今回のお茶室は来られる方がどなたもため息をつくような素晴らしい出来でして・・・」

「ええ。そのおかげで西門に興味をお持ちいただいた方もいたようで、私どもとしては本当にうれしい限りですよ。」

そう。新しく作り直したお茶室も、総が遊び心を入れて趣味を詰め込んだお茶室にしたらしいんだけど、それが評判がよくて、英徳に来た来賓の方とか海外からのお客様とかが西門に興味を持ってくださって・・・まだできてから一度も見にこれてなかったのもあって、講演を引き受けるついでにお茶室を見に来たのだ。だったら1人できたらいいのに、総ったら・・・

『俺が1人で行って何が楽しいんだよ。お前が一緒だから楽しいんだろ。あの頃お前とこうなってたら、俺ら絶対あちこちでヤってたぜ。惜しいことしたよな、ホント。いい思い出ができただろうによ。』

なんだか変にご機嫌な総に婚約者のあたしのスケジュールまであけられて、同行させられてしまった。今日は朝から若宗匠の機嫌が気味が悪いくらいによくて、逆に怖いなんて言ったら総に朝からディープなキスをされちゃって腰が抜けそうだった。ひどいよね、ホント。

「講演が終わった後に、ぜひお茶室をゆっくり見るお時間をいただきたいのですがよろしいでしょうか?私の希望通りでないところがあればせっかくなので手直しさせていただきたいですし。」

「ええええ、もちろんですとも。どうぞお好きになさってください。西門様には本当に感謝しているんですよ。西門流の生徒さんも多いですからね、ぜひぜひ今後ともお力添えをいただけたらありがたい限りです。」

あたしの方をこっそり見た総は、ホント誰が見てもバレないくらいに口の端をちょっとだけあげて笑った。なんだかその笑顔がフェロモンが駄々漏れで怖いと思ったあたしは、今日はなんだかおかしいのかな。

去年来た時には熱烈なファンと思われる女生徒たちに囲まれてうんざりだった総だけど、今年は生徒会長を男子生徒がしているからかそんなこともなく、今年の英徳の生徒さんはおとなしい方が多くて~なんて学園長先生が言ってた通りに、大した混乱もなく公演は無事終了した。まあ、講演終了後に瞳をキラキラ輝かせた女生徒に総が囲まれてたのはご愛敬だろう。いつものことだもんね、どこに行っても。

「あ~~~つっかれた~!」

どさっと学園長室のソファに倒れこんだ総は、それでも着物の裾を崩さないんだからすごいよね~なんて全然関係ないことを思ってしまう。

「お疲れ様。相変わらずどこに行っても人気だね、若宗匠は。総、コーヒーでも飲む?頼もうか?」

「いや、いい。あとで茶室見に行った時に茶点てるつもりだし、お前のバッグに水入ってただろ?それくれ。」

いつもあたしが持ち歩いてるものまで把握してるなんてすごいなあと思いつつ、総に水のボトルを渡す。なんだか今日はホントに疲れてるみたいだ。

「大丈夫?最近忙しかったし、疲れがたまってるんだよ。お茶室はまた今度にして今日はもう帰ろうよ。」

総のサラサラの髪をなでながらそう言うと、目を閉じた総がふっと笑った。

「・・・お前がこんなことしてくれんの、久しぶりだな。」

「え?」

「最近忙しくてお前とゆっくり一緒にいる暇もなかったし、この後も年明けまでずっとスケジュールびっしりで2人で過ごす暇もねーし。悪いな、つくし。」

「何、どうしたの総。そんなの気にしてないよ、総が一番大変なんだもん。」

「お前のそういうやさしさに甘えて、俺も最近ちょっとさぼりすぎてたなと思ってな。」

さぼる?何を?

「だからってわけじゃねーけど、デートしようぜつくし。ここにいるあいだは“仕事”だしな、帰りが遅くなっても西門の爺どもにうるさく言われねーだろ?」

いたずらっ子のような顔をした総はあたしの手を握ってあたしを見つめて微笑んでくれる。そんなことされたらドキドキしちゃうよ。

「懐かしのこの場所でプチデートしようぜ、牧野。」

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ぐふwぐふふ~実は、いつかは書いてみたいと思っていたのです。
『総二郎とつくしが英徳学園でデート編』❤
前も「懐かしのこの場所で」でちょっと書いたんですけどね、物足りなくて(●´ω`●)ゞエヘヘ

さてどんなデートになるんでしょうかね、お楽しみに~次回は本日18時ですw
あ、今回このお話を書くにあたり「懐かしのこの場所で」のお話も当ブログに移行させております。
よかったらそちらもお楽しみくださいね~(★^ω^)ニッコリ★
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