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 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
 しばらくサイトをあちこちさわる予定なので、お見苦しいところもあるかもしれませんが
 ご理解ください。よろしくお願いします。

 現在お話の更新予定はまだ未定となっております。今しばらくお待ちくださいm(__)m

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2017.08.19 ある日の出来事
ある日の出来事
実は今日、向日葵誕生日でして・・・ちょっと練習で書いたものですが、まったくなんてことない、
ある日の出来事をお話にしてみたのでアップしてみます。

前の記事にコメントくださった方、コメントのお返事は明日以降させていただきますm(__)m
体調もいいので今日はおデートに行ってまいります゛♪(o´・ω・)人(・ω・`o)♪゛
明日また記事書きますね~では、つまんないお話なので、期待しないで読んでくださいwww

結婚して数年後の2人、な、総つくのお話です。
**********
「どうしたんだろ。」

総がお弟子さんにお稽古をつけているお茶室へと急ぐ。いつもよりもお稽古の時間がだいぶ長引いていて、総が戻ってこない。至急で若宗匠に確認を、と、事務長がずっと待たれていたので、待ちきれずにお茶室まで押し掛けるという失礼をしてしまうことになるけど、かなり急がれてるみたいだったから仕方ない。

お茶室近くまで来てから少し歩く速度を落とし、息を一つついた。お稽古の時間、お弟子さんと集中する総は途中で邪魔が入ることを嫌う。まあ、高いお稽古料を払って若宗匠にお稽古をつけてもらってる方ばかりなのだ。それに見合う時間を持ちたい気持ちはとってもよく理解できたし、あたしはそんなところも総らしいなって思う。そういうとこまじめだもんね。

「・・・お願いします!」

「・・・?」

引き戸に手をかける前に、切羽詰まったような大きな声が聞こえてきて思わず手が止まってしまった。えーっと、確か今日のお弟子さんは某財閥のお孫さんの、まだ高校生の女の子だったはずで・・・

「お願いします!一度だけでいいんです!」

「あのですね・・・」

「一度だけ、抱きしめてキスしてください!お願いします!」

思わず息が止まった。え?抱きしめてキスって・・・なんでそんなことになってるの?本当はいけないことだけど、耳を澄まして2人の様子をうかがうために引き戸に耳を当てて声に聞き耳を立てた。

「申し訳ありませんが致しかねます、聡子さん。」

「お願いします、総二郎先生!もう今日で最後なんです!お会いできるのは今日で・・・どうにかなりたいなんて思っておりません!奥様がいるのも存じ上げております!ただ、思い出がほしいんです!大好きな先生との思い出が・・・日本を発つ前に思い出が・・・」

ぐすぐすと、涙を流す声が聞こえた。ああ、確か・・・イギリスの大学に進学されるんだっけ。だから今日で最後とか。確か10歳くらいから総にお茶を習ってたはずで・・・そういえばお嬢様学校に通っててあまり男性に慣れてないとか・・・だから、総に・・・もしかしたらずっと総を・・・

「・・・あのなぁ。目の前で泣かれんの、すっげーウザくて迷惑なんだけど。」

「・・・せ、先生?あ、あの・・・」

うわ。総の声が、ものすごく機嫌の悪い声になった。お稽古が長引いてたのって、もしかしてずっとこんなことを言われて引き留められていたのかもしれない。機嫌悪そうだし、口調が・・・若宗匠の時には絶対しない、怒ってる時の総の口調だ。

「俺にはかわいい奥さんがいるって、知っててよくそんなこと言えるな。わりーけど、俺はあいつ以外とどうこうなる気ねーんだわ。今日のことは忘れるし、親御さんにも報告しない。だからさっさと帰ってくれ。」

「総二郎先生、昔はいろんな方をお相手にしてらっしゃったじゃないですか!なら一度くらい!ただキスだけでいいんです!それだけで!ですからっ!」

「おい、いい加減にしてくれ。お前みたいなガキにんなこと言われる筋合いもねーし、ガキ相手に何かやらかすほど俺もバカじゃねーよ。」

「総二郎先生っ!」

「長いことあんたを知ってる。ずっと他にろくに男を知らないことも、俺相手に夢みたいなこと考えてたのも知ってる。だけどな、留学前に一度だけとか、ただのバカだろ。バカじゃねーんだから、あんたが好きで、あんたを好きだって言ってくれる男とそういうことはしろよ。俺としてどこがいい思い出になるんだよ。」

「せ、せんせ・・・」

「大体、つくし以外の女とキスなんてしたくもねーよ。やっとの思いで手に入れた女をそんなくだらねーことで傷つけられるわけねーだろ。」

「く、くだらな・・・」

「俺にはあいつが大事だ。あいつだけだ。だからたとえどんな些細なことでも、あいつを裏切るようなことはしない。・・・そんな風に、自分だけを見てくれる男を見つけな。な?」

「せん・・・うぅ・・・」

「・・・悪いな。頑張ってこい、イギリスでも。きっと頑張れるさ、聡子さん。あなたは頑張り屋だ。」

・・・総の口調が、声が落ち着いて、若宗匠に戻って。ただ泣く声だけが聞こえて。あたしはすごく気まずくてその場を静かに離れた。





「・・・あんなこと・・・」

胸が苦しい。愛されているとは思っていた。大変な思いをしてまであたしと結婚してくれたんだもの、わかってはいたけど。あんな風に、他の人にあたしのことを話してるところなんて聞いたことなかったし。まだあんな風に思ってるなんて知らなかった。結婚してだいぶたって、もう気持ちも少し冷めたんじゃないか、なんて思ってたのに。

「大事、か・・・」

最近お互いに西門の仕事が忙しすぎて、些細なことで喧嘩をすることも増えて。だからか、少しギクシャクしてるような気もしてた。近いうちに話をする時間がほしいなって思ってた。でも・・・お互い行き違ってただけで、想いは昔と変わらないのかもしれない。

今夜ちょっとおしゃれして帰ってくるの待っててみようかな・・・あたしも、総が大事なんだ、大好きだって伝えたい。心の中がすごく温かかった。

**********
ちょっと頭に浮かんだお話をだ―――っと書いてみただけの、ほんの練習ですが。
結婚したらきっとこんな日もあるかな~~~なんて思って書いてみました。

だんだん総二郎が向日葵の中に戻りつつあるので、頑張ってエロ門さんを取り戻してもらおう!
つまんないお話でしたがお付き合いくださいましてありがとうございました☆彡




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