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 『Life is Beautiful』をのぞきにきてくださってありがとうございます。
 しばらくサイトをあちこちさわる予定なので、お見苦しいところもあるかもしれませんが
 ご理解ください。よろしくお願いします。

 現在お話の更新予定はまだ未定となっております。今しばらくお待ちくださいm(__)m

 INDEX

2017.01.31 副社長室は立入禁止 1
副社長室は立入禁止
本日は司のお誕生日~(/ ̄ー ̄)/‥∵:*:☆*゜★。::*☆オメデトォー!!
なので久しぶりにつかつくお届けです(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
さっ副社長室で今回は何が起こるのか???お楽しみに~(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ
***

東京、道明寺日本本社最上階副社長室。俺はいつもの椅子に座り、パソコンのモニターをじっと見てる。いや、睨んでるって言った方が正しいかも知んねぇな。これ、すっげぇ気に食わねぇからな。

「そっそういうわけでありまして、頭取との面会には専務が同席してくださいまして、えっとそのっ・・・」

そんな俺の前で、なんだか知らねぇが青ざめた社員がどもりどもり報告をしてやがる。ったく、たかだか数億の資金援助の報告に、一体どんだけ時間かける気だこいつは。だが、今の俺はそれどころじゃねぇ。ったく、何なんだよホントに。

「・・・もうそこまでで結構ですよ。ご苦労様でした。あとは報告書の提出だけで結構です。」

声がした方には、いつもの能面顔をさらにしかめた西田が青ざめた奴に声をかけてる。そいつはほっとしたような顔をして何度も西田に頭を下げて、飛ぶように出ていきやがった。なんだよ、その程度の話ならわざわざしなくてもよかったんじゃねぇのかよ。

「・・・副社長。その顔、いい加減どうにかしていただきませんと困ります。」

「ああっ?俺がどんな顔してるってんだよ。ちゃんと仕事してんだろうが。」

「報告を聞きながら三条様からのメールを見てらっしゃったんでしょう?見ていなくてもその顔を見ればわかります。」

くそったれが、と思うが。その前に西田が俺のデスクの前にがっつり寄ってきて立ちやがった。自然俺を見下ろす状態になる。

「いくら写真を見たところで、つくし様にお会いできるわけではないんです。いい加減あきらめて仕事に集中してください。」

「・・・わりぃのは俺じゃねぇだろうが。ちょっと悪天候なくらいで予定変えやがったやつらに文句言えよ。」

「ちょっとではございません。ロシアはここ1週間悪天候で空港閉鎖なんです。ヨーロッパ全土がそんな状態なんですから、予定が変わってしまっても仕方ございません。」

「仕方なくねぇだろ!大体すげぇ重要な商談だのなんだのがあってとかお前が言いやがるから!」

「ええ、ですからつくし様にご無理をお願いして先にロシアに行っていただいたんですよね。それなのに肝心の司様がつくし様がいらっしゃるところに行けない状態ですから、明日のお誕生日もご一緒できない。すべて私の責任です、大変申し訳ございません。」

「・・・誰もそこまで言ってねぇだろうが。」

まあ、誰が悪いってわけじゃねぇのも、俺もわかってんだけどよ。10日もヨーロッパ回るっていうから、俺の誕生日もあるし、つくしとも一緒にいてぇし、だからあいつにたまにはいいだろって頼みこんで、先に行ってもらってたってのに。まあ、ヨーロッパに用事があるとかいう三条も一緒なんだけどよ。肝心の俺が行けねぇんじゃどうしようもねえんだよ。マジで、最悪もいいとこだ。

「大雪で通信状態も悪く、つくし様とご連絡があまりとれずご心配なお気持ちもわかりますが。三条様とご一緒の楽しそうなお写真を見られたところで何かが変わるわけではございません。」

「・・・見るくれぇいいだろ。」

「今は仕事中です、副社長。そんな鬼のような形相で写真を凝視なさってたら、普通の社員では近寄ることもできません。ですからいい加減、その写真を見るのをおやめいただきたいんです。大体、この書類の山はいったいいつ目を通されるおつもりなんですか。早くしてくださらないと決済を待っております。」

ヨーロッパ行き10日がなくなったところで西田が俺を遊ばせるはずもない。いったいどこからかき集めてきたのか、サインをしろだの目を通せだのと、書類がどんどん山積みになっていく。いいんだけどよ、こんなつくしの笑顔見ちまったら仕事なんてしたくなくなるんだよ。

三条が、つくしの最高の笑顔だとか言って送ってきやがった写真。そこには金髪野郎に囲まれて一緒に酒飲んで笑ってるつくしの、ちょっと頬を染めた最高にかわいい笑顔が写ってて。いったいなんでそんなことになって、なんでそんな楽しそうに笑ってんだとか、すっげぇ気になるもんだろ普通。なのに、大雪で通信状態が悪いらしくてつくしの衛星電話は繋がりやしねぇ。電源入れてねぇのかも知んねぇけどよ。

「司様!」

「わかったわかった。写真見なけりゃいいんだろ。で、この山を片付けりゃいいんだろ?どうせつくしには会えねぇんだし、やるよ、やりゃいいんだろ。」

「・・・ちょっとはやる気を出してくださいませんか。」

「でるかよ。この10日を、俺がどんだけ楽しみにしてたと思ってんだ。そのためにつくしに会うのも我慢して仕事片付けたってのに、つくしには会えねぇし、仕事はこれだし、さすがの俺もやってらんねぇ時もあんだよ。」

ふてくされたところでやらねぇといけねぇことはわかってる。わかってるけどよ、たまにはこんな日もあるんだよ俺にも。

「まあ・・・とにかく頑張られた方がご自身のためですから。よろしくお願いいたします。」

西田はため息交じりに部屋を出て行った。めずらしいなあいつがため息なんて。どうしたんだ?そうは思うがやる気にはならねぇ。

「・・・はぁ。でもやんねぇとな。」

仕方なく、ようやく山のてっぺんの書類を手に仕事を始めた。

***
久しぶりのつかつくです~(*^-^*)
なのに司坊ちゃん、ちょっといじけておりますw仕事する気にもならないくらいみたいですねw
さ、やっと仕事を始めた坊ちゃん☆彡楽しいお誕生日が過ごせるかしら?

次回は本日18時です(*`・ω・)ゞ
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2017.01.31 副社長室は立入禁止 2
副社長室は立入禁止

―――コンコン

「副社長、失礼いたします。あの、こちらが・・・」

「いらねぇ!んなもんもってくんじゃねぇ!」

「はっはいっ!しっ失礼いたしました!」

くそっ、イライラする。昨日は結局ほぼ徹夜で書類の山を片付けた。朝ちょっと仮眠をとってデスクに戻ったら、またも山ができてやがった。しかもお目付け役の西田はどっか行っちまってて、さっきから秘書室の使えねえ女どもがいらねぇもんをもってきやがる。

「・・・ったく、なんなんだよまったく。」

執務室片隅には、花だのなんだのがどさっと置かれている。俺が自分の誕生日に、東京の、それもこの部屋に引きこもって仕事してること自体ありえねぇことだからこんなもん知りもしなかったが。どうも毎年、取引企業だのバカな社内の女どもから送られてきてたらしい。それを俺は今日はじめて知ったんだがよ。別にこんなもんほしくもねぇ。誰も祝ってくれなくていいんだよ。

「一緒にいてほしい女は一人だけだってのに、ったく薄情なやつめ。電話一本かけてきやしねぇ。」

つくしとはここ3日、連絡がとれてねぇ。どうもあっちの天候がかなり悪くて電気も通信もほぼ止まってるらしいから仕方ねぇんだろうけどよ。

「それにしても西田のやつ、どこ行きやがったんだ。あいつがいねぇとムダな女が入ってきてウザすぎる。」

西田がいねぇから、秘書室の女どもが香水の匂いプンプンまき散らして、代る代る俺の部屋に入ってきやがる。こいつらさっきから俺に一体何杯飲ます気だ、コーヒーだの茶だのと入れ代わり立ち代わり持ってきやがる。それに、ついでのようになんか横に置いていきやがってウザすぎる。お前らなんて視界にも入らねぇって、いったい何年たてばわかんだよ。



―――コンコン

「失礼いたします。大井産業の加奈子様がお見えになっておりまして、」

「誰にも会わねぇ。俺は忙しいんだよ。そんぐらいわかんだろ、帰らせろ。」



―――コンコン

「副社長、本日のランチのお誘いが、」

「どこも行かねぇ。メシはここで1人で食う。」



―――コンコン

「失礼いたします。あの、」

「うるせぇなっ!俺の部屋に入ってくんじゃねぇ!」

「ひぃっ!」


ひっきりなしにコンコンやりやがって、仕事にもなりゃしねぇ。あんまり頭に来て誰にも部屋に入ってくんなと怒鳴り散らしたが、そしたら今度は内線をかけてきやがる。ムカついて電話の線をぶち切って壊してやった。ったく、仕事してぇ気分でもないのにここにいるんだ、余計なイラつき増やすんじゃねぇよバカどもが。



―――コンコン

「誰も入ってくんなっていっただろうが!」

「・・・そういうわけにも参りませんので、失礼いたします。」

半日以上もどこか行ってた能面秘書が戻ってきた。しかもなんか知らねぇが、無表情のくせにちょっと楽しそうに見える。

「西田、てめぇ一体どこ行ってたんだよ!おかげで今日一日すっげぇウザかったぞ!あいつら教育し直せ!」

「滅多に副社長に接する機会もないんです、多少は大目に見て差し上げてください。まあ、今後このようなことがないようしっかりクギはさしておきました。申し訳ございません。」

「で?てめぇはこんな時間まで一体どこ行ってやがったんだ。」

「私ですか?来賓をお迎えに行くようにと指示がございまして出かけておりました。」

「来賓?誰だそれ。それに誰の指示だよ、お前に、って。おい、ばばあかよ!」

「社長からの指示でございます。わが社に大変重要な方でいらっしゃいますので、信頼できる私にとのご指名でして。」

「・・・おい。その客と会う予定も入れやがったんじゃねぇだろうな。」

「もちろん入れさせていただきました。本日より3日間、その方のお相手をするようにとの社長より指示がでております。」

「俺は接待係じゃねぇぞ!」

クソばばあめ!俺に客押し付けるとはいったい何考えてんだ!

「司様が一番苦手な接待でございますが、今回ばかりは頑張っていただきます。そのために書類の山を急いで片付けていただいたわけですから。」

「てめぇ・・・いったいお前は誰の秘書だ!」

俺が怒鳴ったところで能面秘書は顔色一つ変えやしねぇ。

「もちろん、副社長室の室長でございますから司様の秘書でございます。ですが社長は楓様ですから。私に命令に背くことはできません。」

淡々と正論を吐くところもすっげぇ気に食わねぇ。

「俺はやらねぇからな!こんな日にばばあの客の接待なんかやってられるか!」

「・・・時差でお疲れになっているようで、今はお休みになっていらっしゃいます。本日22時頃こちらに見える予定ですから、ご一緒にぜひお食事にでも行かれてください。せっかくのお誕生日ですし。」

「知るか!俺は!絶対!そんなヤローとメシなんか食わねぇからな!出ていけ!」

「かしこまりました。では、そこにある分はしっかりサインをお願いいたします。失礼いたします。」

言うことだけ言って出て行った西田に、腹しか立たねぇ。

「こんな日に接待だと!?つくしにも会えねぇのに、いったい何なんだよ!!」

叫んでみたところで誰にも聞こえねぇ。腹が立ちすぎて電話機投げて壊してやったがすっきりしねぇ。クソっ絶対接待なんかしねぇぞ。

***
坊ちゃんイラつきマックスですwwwそしてこんな日に接待だとさ~~~(*ノω・*)テヘ
肝心のつくしは・・・?さて次回には登場するかしら?お楽しみに♪

次回の更新は明日の12時です。よろしくお願いします( `・∀・´)ノヨロシク
2017.02.01 副社長室は立ち入り禁止 3
副社長室は立入禁止

ムカつく。イラつく。バカらしくてやってらんねぇ。

「私は本日私用がございますので、申し訳ございませんがお先に失礼いたします。司様、お客様が22時ごろお越しになられるはずでございますからよろしくお願いいたします。」

能面秘書はそんなふざけたセリフを残してさっさと帰りやがった。俺様に接待押しつけといて私用だと?ふざけんな!と叫んでみたが、西田は気にもせずさっさと帰り、また香水くせぇ秘書たちがやってくるのを怒鳴りつけながら書類の山をどうにか片付け終わって時計を見ると、21:42。

「俺の処理能力も把握してんのかよ、あの秘書は。」

優秀すぎる秘書に操られてる気しかしなくて、すっげぇムカつく。

―――コンコン

見計らったかのようにドアをノックされて、俺のイラつきはマックスだ。ったく、こんな時間から接待とか冗談じゃねぇ。大体なんで俺が接待すんだよ。俺様に接待されていいのは国賓くらいのもんだろ。

―――コンコン

ドアをノックしやがるが入ってこようとはしねぇ。なんだよ、俺にドア開けて出迎えろとでも言うのかよ!ムカついて大股でドアまで近づいてドアを勢いよく開けた。

「帰れ!俺は接待なんかする、気・・・・・つくし。」

「ハ、ハロー。なんちゃって。」

すっげぇムカついた勢いのままドアを開けて、ムカついた気分のまま怒鳴り散らそうと思ったら。そのドアの向こうに立ってたのは、ドレスアップしたつくしだった。

「お前っ!なんでここにいんだよ!は?どういうことだ!ホントにつくしか!」

「司、落ち着いて・・・ほら、ちゃんとあたしだよ。」

「どうやって帰ってきたんだ、お前!ロシア大雪なんだろ!それに、なんでそんな・・・」

「え?あ、これ変かな?似合ってない?」

「なんでお前そんなきれいになってんだよ!俺以外の前でそんな姿見せんじゃねぇ!」

一体どうやって日本に戻ってきたのか、なんでここにいんのか、聞きたいことは山のようにあるが・・・何より気になったのはつくしの姿で。肌はつやつやで薄いグレーのワンピース。髪はおろしてるしメイクも確かに薄いがよ、なんかすっげぇキラキラしてる。

「ふふふ。これね、桜子とそのお友達がしてくれたの。あ、あの、ねえ入ってもいい?あっ」

やっと会えて、会えたつくしがすっげぇきれいで、なんかたまんなくなって抱きしめた。ああ、すっげぇいい匂いがする。

「・・・会いたかった。連絡とれねぇから心配したぞ。」

「え?聞いてないの?」

「は?」

つくしの言葉に、思わず抱きしめてた腕を緩めて顔を見つめる。

「西田さんが伝言しててくれるって言ってたのに。」





つくしの話はこうだ。ロシアにつくしと三条が行った時点で、すでに空港は封鎖されてたらしい。天候的に俺もおそらく行けないだろうとあたりをつけた西田は、なんと陸路でつくしを移動させた。大型車両で、飛行機が飛べるところまで。それが始まったのが3日前。俺が、ちょうどつくしと連絡がとれなくなった頃だ。

「ずっと車で移動でしんどいだろうからって、西田さんがマッサージの人とかつけてくれたの。その人たちのおかげでずっとお肌ピカピカに磨いてもらいながら車でポーランドまで移動したんだよ。その間、今回全然観光できなかったけど、向こうのこととかいろいろ案内の人に教えてもらったり、地元のおいしい料理ごちそうになったりして、今日やっと日本に戻ってこれたの。」

「疲れただろ。大丈夫か?」

「うん。ついたの今朝だったし・・・さっきまで寝てたから大丈夫。」

俺のデスクのいつもの席に、座ってつくしを膝の上にのせて抱きしめた。肌がつやつやで吸い付くみてぇにすべすべしてる。くっそ、西田のやつ。裏でそんなことしてやがったのか。

「あ、そうそう、これ。はい。」

「なんだ?」

「西田さんが司に会ったら渡してくれって預かってきたの。」

西田からの手紙なんてなんかすっげぇ不気味なんだが、そこにあった文章を読んで、おれはすっげぇうれしくなった。





司様、お誕生日おめでとうございます。

本日はお誕生日でございますし、大きな商談も片付いております。また、司様のおかげですべて書類も処理済みでございますので、どうぞ3日ほどごゆっくりと休暇をお取りください。3日間、誰も邪魔に入らないようにすでにSPを配置済みでございます。今回は司様にもつくし様にも大変な思いをさせてしまいましたので、どうぞ私からのささやかなプレゼントでございます。楽しい休暇をお過ごしくださいませ。   西田





「・・・司の休みって西田さんが決めるんだ・・・なんか変な関係だね。」

「道明寺を陰で動かしてるのはあの能面だからな。」

「でも、なんだかうれしいね。3日も司といていいんだ・・・」

3日。そのあとどうせまた死ぬほどこき使う気だろ、とか、とりあえず考えねぇでおこう。今は・・・

「つくし。せっかくもらった休みだ、どっか行きてぇとこねぇのか?どこでも連れてってやるぞ。」

「ううん、どこも行きたくない。ずっと・・・司と離れたくない。」

頬を染めたつくしが俺の目を見て照れくさそうに微笑む。

「誕生日おめでとう、司。また1年よろしくね。」

その言葉に俺の何かがはじけ飛んだ。

***
まさかつくしが日本に帰国しているとは!西田やるじゃねぇか!って感じでしょうかw
つくしちゃ~ん、「離れたくない」だなんて・・・なんか野獣を目覚めさせちゃったかもよ???
さあ、ここはまだ執務室ですわよwまあそんなの気にする司じゃないけどね~

次回は・・・ま、ギリRではない!www
そしてすみませんが更新が明日になります~明日の12時まで待ってちょ!!!